
今年の化粧品でいちばんはなんですかと尋ねられました。
なにも使わないことがいちばんとわかりかけています。
サーファーの少し乾いたような張りのある肌が好きです。太陽に輝いた、畑に出ているヒトの顔も、生きていく肌として素晴らしい。
都会ではヒールを履いてヒトに会うからか、メイクアップやヘアスタイルに手間をかけてが当然と思ってしまいます。
社会には社会に合う顔で、出て行く…
それは身についた癖のように。或いは礼儀のように。紋切り型の自分の顔をこしらえます。
顔に何もかもつけているからという安心が降りてくる習慣に疑問も持たない。
でも、何もしないで済むように化粧品があればいいのに。化粧品のために肌が悩む。
キレイは、住まいや暮らしに添うのだと考えられないだろうか。
無理をしたり、無駄を広げないで、いたって自分にシンプルに。
極める。
それは押し付けられてきた美の常識さえ捨て去っていきます。