
こちらも今日の一本と並んでDVDです。
ファッションを違った角度から学べるドキュメンタリーです。
マリメッコというフィンランドのブランドをこちらのDVDのカバーパッケージプリントで、そうだそうだとわかるヒトも多いはず。
鮮やかな色と大胆なデザイン、そしてこの独自なテキスタイルで世界中で愛されてきているマリメッコは、一時期経営が危機にあった。
そこに現れのが女性実業家のキルスティ・パーッカネンでした。
経営をして奇跡の復活を遂げるのは難しいとされるファッションビジネスにおいて、いかなる手腕を彼女が振るったかは、実にシンプルです。
一に社内の掃除の徹底。
二に、社内の壊れかけていたり古くなった箇所の修理。
三に、社内のデザイナーの地位向上、とリストラはしないと、お話しは続きます。
なんだかこの会社の再生の記録は、他の業種でも当てはまるような、それでいてこの女実業家の情熱だけが燃え玉のようだからこそ出来たのか、じっくり模索しながら見れるファッションブランドの経営側から語るドキュメンタリーです。先ほど紹介したマークジェイコブスのDVDはデザイナーからの視点にカメラがありましたのと対称的でした。
この「マリメッコの奇跡」では、会社のなかで働くヒトたちのコメントがたくさんあって、組織はヒトひとりからそのブランドの顔になっていることに気づかされます。
誰が欠けても起死回生にはいたらなかっただろう物語は、経済危機に見舞われているこの世界中の会社にとって、大きな指針を与えることと思います。
経済はパイの取り合いでも、生き残りの闘いでもなく、良いものをこしらえて、ヒトに喜んでもらっているか、よぉく考えちゃわないと、マリメッコもここまでこんなこと話してくれないわよ、という投げかけ。
信用とはなにか。
ファッションについても、それが問われています。
マリメッコの奇跡